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世界を目指すIT少年の学習記録

世界を股にかけITを武器に暮らしていく!ことを目指す少年の備忘録。本のレビュー、勉強したこと、学んだことなどを記録していきます。

理系学生がカリフォルニア芸大の授業をとってみたら驚いた話

グラフィックデザインの基礎 by カリフォルニア芸術大学

オンライン大学のプラットフォームの一つであるCourseraで「Fundamental of Graphic Design」という授業があったのでとってみた。

www.coursera.org

そもそも

カリフォルニア芸術大学とは

アメリカ国内における芸術系の大学としての評価と信頼は高い。2014年にはニューヨークに拠点を置くアートギャラリーのArtspaceが「米英圏で最も影響力のあるMFAプログラム」をもつ大学のトップ10に選んだ。2011年のNewsweek/Daily Beast誌は芸術に関係する米国の大学として1位にランクづけしており、U.S. News & World Reportが2008年に行った調査ではFine Arts系大学で全米トップ10内に入っている

Wikipediaより

 

なかなかイケてる芸術の大学みたいです。

 

 

デザインの基礎テクニック、どのように表現するべきか

ざっくり二つにわけると「Denotative」か「Connotative」に分かれるらしい。

他にも細かいテクニックはいろいろあったが割愛。

 

Denotative imageは明示的なイメージ

例えば、ハサミならハサミをそのまま描くようなイメージ

りんごならりんごを描く

 

Connotative imageは暗示的なイメージ

例えば、以下の図

f:id:kenjioda:20160214175012p:plain

りんごと横たわった人の手

 

これは何を表しているかというと、白雪姫がりんごを食べて倒れたシーンを暗示的に表している。これがConnotativeな表現

りんごは他にもニュートン万有引力の発見だったり、アダムとイブとりんごの木だったり、いろいろな場面で登場する。

それぞれの状況に合わせて暗示的に示したり、「善と悪」という状態を示すだったり、いろいろなやり方がある。

 

なるほどじゃあ良くある、美術館の謎の作品はConnotative imageなのね。って思いました。

 

 

驚きのデモ動画と宿題

じゃあ、実際にどういう作品を作っていこうか?

という話で、実際にデモ動画が公開されていた。

もしあなたが、りんごを表現しよう!というときにどう表現しますか?

普通はただペンで書きますよね?

少なくとも僕はそうでした。

 

芸大は違います。

 

 

こうやって、りんご縦に切って。その断面に、絵の具を塗って。

f:id:kenjioda:20160207152535p:plain

 

ハンコみたいに押す。

するとこうなる。

f:id:kenjioda:20160207151811p:plain

 確かにりんごだ。笑

なんかアートや!笑

 

ただ、この動画は第三者目線というか外から見ると、

「ただ遊んでいるようにしか見えねぇw」

って思いました笑

 

でも理系の実験とかもぶっちゃけ茶番がおおいし、それに似ているかも。

または、プログラミングにおけるチュートリアル的なイメージ。

ただ、やはり授業で「真剣に」こういうことをやる

というのはなんかカルチャーギャップでした。

 

 

宿題はこれでした。

Choose a household object. Choose something that comes in different varieties, something that isn’t too visually complicated, or too simple, and something that is easily recognizable.
 
Make 10 images of your object. Make each image with different techniques, and in a different way. Make them all approximately the same size, 5 x 5 inches, each in the middle of an 8.5 x 11” or A4 (vertical) sheet of paper. If you make your images by hand, please scan them at 300ppi at 100% of size.

ざっくりいうと

「家の中にあるものを選んで、違った方法で10個イメージを作れ。それを提出しろ」

という宿題。

例えば、ペンで書くのと、色を使うのと、写真は違うテクニックですよ。

ってこと。

さっきまで、これ遊びかよ笑 とか思ってましたが、

10個違うやり方で描くってなかなか難しくて、表現の幅を広げるためのウォームアップというか、既存の凝り固まった考えを変えるためにはすごいいい方法だな とやってみて思いました。

 

僕はちなみにこんなのやってみました。

テーマは「時計」

 

もちろんペンで書いたりしたのもあるけど、

 

鏡に息をかけて指で描く

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みかんの皮で表現する。

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くっそしょぼいですが、「良い悪いとかない」みたいに宿題にも書いてあったので、そういうもんだと思っています。

 

 

芸大の授業をとってみて思ったこと

 

理系の人って

「何かを理論的に順序立てて、考えに考えて何かを作っていく」

というアプローチで、一つのことに専門的に特化していくのが基本なんですよね。

それに対してこの芸大の授業は、もちろん特化しているし、考えに考える必要があるのですが、なんというか

「もっと柔軟に考えていこうよ。もっと他の方法あるよね。正解不正解とか基本ないから」

みたいなより柔軟な考えです。

 

IDEOのデザインシンキングとかにつながるのかもしれないけど、

よりクリエイティブなものを作るときは、凝り固まった専門家よりも、なんでもありの柔軟性があったほうがいい

というのをこの講義をとって少し肌で感じとれました。

 

これ以降の講義も楽しみですな!!