2018年振り返りと来年の展望 事業家へ踏み出していく年にしていこう
2016年も振り返りを行っていましたが、今年の振り返りをしようと思います。
昨年の2017年は、マラッカにて、寺でポップダンスを踊るおばさん達を横目に、ちょっと風邪気味のおっさんと二人で年を越したので、振り返りができませんでしたが、今年は日本でゆったりしているので振り返ろうと思います。
サマリー
サマリーは以下
- 社会人3年目になり、やっと社内外で少しずつ成果が出始めた年だった
- 海外を蹴って職種を変えることを選んだ
- 労働集約型のお金の稼ぎ方から抜け出す実験がうまくできてきた
- 来年は更に「事業家」と言えるような人になる年にしていきたい
今年の振り返り:社内外で成果が出始めた年
社内で表彰&自分がやりたいところは達成
今年は社会人3年目といういわゆるそれっぽい区切りの年であり、個人的に裏で管理している目標において、
「大きな結果を出す。マーケター5年以内の先輩を含めトップの結果を出す。圧倒的な結果で実績を作る。」
みたいに掲げていた年でありました。
ぶっちゃけよくそんな目標を掲げたなぁと思いつつも、悪くない程度には達成できたかなと思います。全社のマーケティングという単位で、表彰をいただき一応全社初の取り組みをやり成果を出したことが認められました。
でも別にそんなすごいことをしたわけではなく、一年目のときにイメージしていた、よくわからない何かしらの想像と比べると、大したことはない気はしています笑
レジュメに書きやすいような実績が一つ作れたので、個人的なキャリアには非常にポジティブだと思いますし、このような機会をくださった周りの上司などには本当に感謝しています。
自分の中で、データサイエンス×マーケティングみたいなことをし、結果を出す。
ということはマーケティングの部署にいるときにやっておきたい。と強く思っていたので、そこを一旦達成するまで突っ走れたのは非常に良かったです。
海外を蹴って、職種を変えた新たな道へ
当初の想定だと、今頃か4月辺りから海外に2〜3年とかのスパンで働いている予定でした。
でも、マーケティングという職種では行けるがそれ以外の職種を経験せず海外に行ってしまうと、マーケのスペシャリストになってしまい、僕が目指す方向性にはうまく向かっていけないのでは? と感じ、海外を蹴って、職種を変えることを選びました。
なぜ変えたかについては以下記事に詳細は書いています
ウェブマーケターからUXデザイナーに転向しました。その理由と今後の展望 - 世界を目指すIT少年の学習記録
後述しますが、今働いている会社は副業が認められているということもあり、わりと社外を手伝うとかも可能だったりします。そういった中で、マーケティングという職種は、あくまで全体の中の一部であり、代替可能であるというような気がなんとなくしていました。
もちろん、いくつかの役割の中でも最も重要な要素に並べられるくらいのものではあると思っていますし、実際アメリカの起業家の先生には、「ファイナンスやマーケティングなどいろいろある中で、マーケティングが最も重要だ」といった言葉を聞いていたので、それくらい重要なのではとは思っています。
社外では労働集約からの開放の一歩を踏み出した
1年目あたりのころは、社内では信頼度が低く(わけわからないこと言っていたし、実際しょぼかったから)あまり自分がやりたい!と思えるようなことをできませんでした。
そのため、社内でできないことは社外でやっちゃえ的な精神もあり、いくつかのスタートアップと関わり、そこで副業的に手伝っていることが多かったです。
ただ、そこで感じたのは3つありました。
- コンサルとか代行みたいなのはしんどい(労働集約isしんどい)
- 契約も突然打ち切られたりなど、外部要因が大きいのでコントロールが難しい
- マーケってなんだかんだ一つの機能なんだ
3については部署異動をしたきっかけの一つになったものですが、1と2が個人的には良い発見でした。
社外でできないことをやれるのは楽しいものの、お金を安定的に稼ぐみたいな観点でいうと、やはり労働集約はわりときついです。
うまく仕組み化できればコンサルとかも安定収入&しんどくなくできると思いますが、個人的にはそれをすることは本質的ではなくなにか価値を生み出しているかでいうとそうではない気がしてしまいました。
そこで、ある時から、本当に面白そうな案件でない限りは受けないで、自分の事業を育てることに注力しよう。
と決めました。
メディアに注力することを決め、成果がうまく出始めた
そもそもマーケ担当がなぜ雇われるかでいうと、雇っても事業がよりお金をもたらすから雇うわけです。
であれば、自分で事業を作ってしまい、自分でマーケすればその分のお金が全部自分に入るわけですから、自分の事業のCMOになる方が圧倒的に良いはずだと思いました。
そこでマーケと親和性の高いメディアをはじめました(集客≒収益になるため)
はじめは、とりあえず儲かりそうな領域を選定し、やりはじめましたが、
びっくりするほどモチベーションがわかない
ということが起こりました。
前からわかっていたのですが、ただお金が儲かるということには関心がわかないタイプで、これをやることによって世の中がよくなる。だったり、誰かが喜ぶ。みたいなところがないと自分は機動力が出ません。
ですので、もはや儲からなくてもいいから自分がやりたいと思える領域で、ちゃんとビジョンにしたがって運営しよう
というマインドに切り替えました。
結果、メディアとしては以下のグラフのように比較的順調に成長しており、かつ自分がなるべく働かずに外注をするというスタイルで、うまく回っております。
きちんとやり始めたのが5月なので、そこからは順調に伸びています。成長率でいうと週に10%以上の成長
このような取り組みは労働集約型から一歩出る取り組みになったのではないかと個人的には感じています。
現状このメディアもちょっと伸び悩んでいる部分もあるので、いろいろ考えて変えてはいます。
来年の展望
1.個人事業主として事業家へ一歩踏み出していき事業をより先へ
上記のメディアがそこそこ収益を生んできたので、やっとこさ個人事業主になります。
2019年1月からなるので、きちんと会計などもやったり、節税対策できるところはしたりと思っています。
また、2019年はこのメディアはある程度軸にしつつも、新たなビジネスモデル(集客≒収益ではないもの)も模索し、更に進んだ価値を顧客のもたらすようなことをしたいと思っています。
このメディアにも新たに機能を追加したりしますが、それとは別で、自分でPythonベース(Django)でアプリケーションを作ってやっていこうと思っています。
自分がやりたいと思える領域で、ちゃんとビジョンにしたがって運営
これさえ守れば、僕は続けられるし、続けることが結果につながるので、その思いでやっていきたいです。
今までは一人×外注がメインでしたが、今後は、複数人の仲間とでっかく
も視野に入れて頑張ってみる年にもできたら嬉しいなと思っています。
2.UXとしてのプロを目指す
ウェブマーケターからUXデザイナーに転向しました。その理由と今後の展望 - 世界を目指すIT少年の学習記録
で言っているように
「ABテスト屋さんではなくて、本当のサービス全体を見れるCXO的役割」を目指すにあたり、きちんと自分はUXのプロなんだと言えるような知識と経験を積んでいきたいと思っています。
インプットすることやコンスタントに勉強することはある程度できるので、きちんとインプットを続けていこうと思っています。
3.リーダーシップをより強く、より幅広くよりBigに
主に社内ですが、リーダーシップを持ってプロジェクトを推進していく。という力は結構ついてきた気がします。
よりビジネスもテクノロジーでも幅広く深く、リーダーシップを持って推進できるようにしていきたいと思っています。
社内で学んだことは、社外でも存分に発揮し、
複数人の仲間とでっかく
をやっていきたいなと思っています。
Go Big or Go Home!
Appendix: 今年学んだことや読んで良かった本など
最後に今年読んだ本や学んで良かったものを取り上げます
学んで良かったもの
Text Mining and Analytics
僕が大学時代に留学していたUniversity of Illinois at Urbana-Champaignが提供しているテキストマイニングのコースです。
今まで自然言語処理はなかなかハードルが高く、トライしていませんでしたが、これを受けてみました。
現状どういうことができているのか、どういう考え方をするのかとかがわかり非常に有意義でした。
所感では、やはり画像認識とかと比べてまだまだ進んでいない領域なんだなぁって感じでした。
Build Fiverr marketplace with Python Django and Braintree
FiverrというアメリカのクラウドワークスみたいなものをDjangoを使って実装してみよう!というものです。このcode4startupは非常に実践的なものが多く勉強になると思います。
本
UXを学ぶならまずはこの一冊!と進められて読みました。これは本当に最高の一冊の一つだと思います。リーンスタートアップなどの概念もありますが、リーンの概念のユーザーインタビュー系は基本UXの概念の一部に内包されるようなきがしました。
面白かったです。自分の一歩先を行く人という感じで、非常に良い本でした。
すごい素直で素敵な方だなと思いました。
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最近はSQLやTableauを駆使することが増えたので、これをきちんと理解できるようにしました。
この本はより上記の本の発展的な本で、上記の本レベルの基礎知識がないと厳しいです。社内の同僚の方が書いた本で、その方からいただきました。
2019年はこの日記を定期的に振り返って、自分を鼓舞して目標に向かっていけるようにしたいです。
今年も多くの方に本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくおねがいします!