世界を目指すIT少年の学習記録

世界を股にかけITを武器に暮らしていく!ことを目指す少年の備忘録。本のレビュー、勉強したこと、学んだことなどを記録していきます。

アドテクノロジーはじめました(4月の振り返り)

アドテクはじめました

 

 4月は初めてのフルタイムでの社会人生活の始まりでした。やはり社会人になって初めてのことがたくさんあって戸惑うことがたくさんありました。

そして最近はもっぱらアドテクノロジーと言うものをやっております。
当初マーケティングをやると言うことは聞かされてましたけれども、実際何をやるかは聞かされてませんでした。
で、初日に君はアドテクノロジーねと言われ、そこからリスティング、ディスプレイなどの基礎を学んでことになりました。実際今までSEOは少しやったことありましたが広告は全くやったことがなかったので、完全に初めからのスタートでした。
 
そしてこのアドテクノロジーの業界ではものすごい多くの3文字でのアルファベット省略文字が使われています。例えばCPC CTR CVRというような、一般的に知られている用語からeCPC, DSA, ROAS等わけわかんないものがたくさんあって、それが非常に戸惑いました。
 
そもそもアドテクノロジーとは、例えばGoogleで検索したときに1番上に出てくる広告のであったり、サイト上で出てくる写真のように見える広告を扱う事が主です。あの一見単純そうに見える広告たちは、実はものすごい複雑なテクノロジーが裏にあるというのをやっと勉強して知りました。
例えば1つの広告を出すのに対して超高速0.01秒と言うような世界で計算が行われ、どの広告を出すかということが裏で行われています。しかも僕は今までGoogleがそれを全部担っていると思ったんですけれども、実は多くの会社がそれに名を連ねていてそこではアドサーバーやったりDMPと呼ばれるような複雑なシステムが使われているのを知りました。
そこではいかに広告を配信していくかというターゲティングやセグメントの話であったり、予算をどのように使ってかと言う予算管理であったり、その他様々な日々の分析をする必要があります。個人的にはその業務が性にあっているので非常に楽しいなと思いながらやっています。彼は最近読んだアドテクノロジーや広告に関する本に関してのレビューを行ってこうと思います。
 

今月読んだ本

 

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 475人 クリック: 17,353回
  • この商品を含むブログ (401件) を見る
 

おススメ度:3

これはどちらかと言うと自己啓発書で、スタンフォード大学で実際に行われている授業を元にした本です。アントレプレナーになるにあたってどのようなマインドセットを持つべきかであったり、よりクリエイティブなことを成し遂げるためにはどのように物事を捉えるべきか、というようなものが事例とともに述べられています。非常に実用的というわけではないですけれども読み物のとして面白かったです。

 

 

トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル

トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル

 

おススメ度:5

この本は個人的には、感動し、ものすごい評価が高いといえます。なんでかと言うと、基本的にマーケティングと言うと、特にIT業界にいる人にとってはリスティング広告Facebook広告が当たり前だよねと言う局所的で簡単な決定に終わってしまっことを多いです。しかしこの本で語られれている事はもっとPRであったりオフライン広告、それ以外にも違った方法が17個もあるんですよってことを述べています。
それぞれの方法のうちどれがいいかって言うのは完全にサービスによって違い、どのようにして見極めればよいかといったことも書かれています。特に予算の少ないスタートアップは1番初めに狭い範囲でしか考えずにマーケティングチャネルを間違えてしまうと大きな失敗を起こしがちですので、まず読んでみるべきだと感じました。

 

究極の鍛錬

究極の鍛錬

 

 おススメ度:3

以前も少し説明しましたが、これはいかにトッププロになるかまたは非常にレベルの高いレベルの超上級者になるかと言う事が書かれている本です。そのためには途中の過程でものすごい辛い思いをする必要があると言うことがわかってきているのと、その領域に至るまでにもいくつかの過程を踏む必要があるっていう事は書かれています。
 
 

 

おしゃべりな腸

おしゃべりな腸

 

 おススメ度:4

この本はある生物学者の教授の人に勧められた本で、腸ではどのようなことを起ってるかという腸に関する入門書です。僕自身が驚いたのは腸の調子であったり、体の調子を整えるものに大きな影響与えているのは、微生物の存在であると言うことです。
例えば有名なビフィズス菌であったりヨーグルト中に含まれている机などは善玉菌と呼ばれていましたそれ以外にも多くの菌が複雑に絡み合って腸を形作っています。これを読むとどのように食事をしていけば良いのかであったり、今日はなぜ調子が悪いんだろうといったことがわかるかもしれません。

 

ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで

ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで

 

 おススメ度:3

こちらはアドテクノロジーを俯瞰的に見るような本です、アドテクノロジーの教科書と比べると少し内容が薄い気がしますがRTB、DSPなど基本的なアドテクノロジーに関する説明が俯瞰的に語られています。
 

 

アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南

アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南

 

 おススメ度:5

アドテクノロジーの本を読むのでしたら、まずこの本が最初に読むべき本だと思います。初心者でもわかりやすい割に、もう少し知っている人に関してでもより深く知るTipsが含まれている内容になってると思います。全体を俯瞰して読むことができますし、さらに知りたかった場合に対するヒントも与えてくれています。またスペシャリストの対談などがあり、スペシャリストたちが、どのように考えてるかってことも垣間見ることができます。
 

 

 おススメ度:3~5

言わずと知れたあゆダンテの本です。今までSEOの本は読んだことありましたがリスティングの方読んだことありませんでした。僕自身は実際に運用するわけではありませんが、どのようにリスティングが覚えてるかって言うことを気軽に早く俯瞰することができます。しかしより深く知りたい場合はGoogleアドワーズのようなヘルプを読む必要があるかと思いました。
おススメ度に幅を持たせたのは、実際に運用しようと思う初心者にとっては非常に良いだろうなと思ったからです。
 

 

You Can Draw in 30 Days: The Fun, Easy Way to Learn to Draw in One Month or Less

You Can Draw in 30 Days: The Fun, Easy Way to Learn to Draw in One Month or Less

 

 おススメ度:5

めっちゃ良かった。そこそこちゃんと絵が描けるようになりました!笑

これに関してはまた、何かしらBeforeAfterを書きたいなw

 

やっていること、読んでいる途中の本など

 

この本はいわゆる検定や、その他の統計的手法を初心者からでもわかるように書かれています。ミドリ本という風にも知られている名著で、数学は特に得意でなくても理解することができます。非常に良い本だと思います。実際Rのコード例なども書かれていて、動かしながら学んでこともできるのもいいです。

今まで、謎に機械学習系ばっか(しかも超局所的な部分だけ)やっていて、しっかり統計の検定などを勉強していなかったので、良かったです。

 

【世界で2万人が受講】実践 Python データサイエンス | Udemy

またPythonのコースもとっていて、ここではnumpy, scipyなどを使って、どのようにデータ解析をするかであったり、タイタニックのデータを使ったデータ解析などの勉強しています。この講座はすごいおススメです!特にPythonでいろいろやってみたい!って人は良いのではないでしょうか。

 
ほかにもマーケ系の本を読んでいます。
 
 

振り返り

Keep
  • 週二冊ペース、年間100冊ペースを順調でできていて良い!
  • しっかりと現実的だけど、ちょっときつめで、詳細な計画を立てたこと

Problem

  • どんどん学ばなきゃいけないことも増えているので、どの分野をいつやるかを、計画表をもとにしっかりやっていかねば大変になりそう
  • ちょいかじり本がまだ存在すること(ずいぶん減ったが)

 

Try

  • アド&データ解析 の二軸はしっかり守って力を付けていくこと
  • 実務にもデータ解析を少しずつ取り込んでいくこと
 
P.S.
どうでもよいですが、この文章はほぼ音声入力で打ちました。めっちゃ楽でいいですね! 音声入力、そしてDeep Learningありがとう!
 

2,3月の学習振り返り&直近目標設定

ウルトラ最強になった、かつての偉人たち(モーツアルト、タイガーウッズ、チェスの世界チャンピオン、偉大なCEOなど)がなぜそうなったかを科学的に研究している人の究極の鍛錬という本の中で。

フィードバックが非常に重要である。と書いてあった。それはメンターを持つ重要性とともに、自分の学習記録や考えを記録しておくことが重要らしい。

このブログも、自分が振り返れる という日記みたいなノリで書いていたけど、そういった意味もしっかりありますね笑

究極の鍛錬

究極の鍛錬

 

 

 

読んだ本リスト

16冊 去年の二倍のペースかな?まあ暇だったからねw このペースなら年間100冊だね!ほかにも読んだかもだけど

 

夜と霧 新版 オススメ度:5

人間ってこんなにも強い生き物なのか を再考させられる

 

なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? _21世紀のつながり資本論 オススメ度:4

お世話になったけんたろうさんの本 この人はとりあえず生き様がかっけー

 

[実況]マーケティング教室 (グロービスMBA集中講義) オススメ度:3

いわゆる4Pや全体を俯瞰したいとき

 

最新版 (図解)池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫) オススメ度:4

わかりやすい!良本

[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本 (中経の文庫) オススメ度:5

 宗教ってとっつきづらいけどこれはわかりやすい。これ読んで海外旅行いったらすごいよかった

[図解]池上彰の 政治のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫) オススメ度:3

 ちょっと読むのが億劫になるけど 上の二つと比べて。でもいい本

夢を「10倍速」で実現する方法 オススメ度:5

孫正義の側近をしていた人の本

わらしべ長者戦略など孫正義の秘訣をよく知れる!

 

大学時代にやっておくべき10のこと オススメ度

はあちゅうの本 案外面白かった

 

愛は脳を活性化する (岩波科学ライブラリー (42)) オススメ度:4

脳型コンピュータの研究者による脳の本

脳は先に感情、後に目的なので、何事も感情が動いたものを最優先すべきたよって話

そして、これが本当にできると信じ込むとほんとうにそうできるよう脳が変わっていくらしい

 

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論 オススメ度:3

いわずとしれたUXの名著 いやー読むの大変だった

UXデザイン入門 オススメ度:3

初めてUX知る人にはおすすめ

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方 オススメ度:3

 これもやっと読み終わったぁー PMのための本

新訂 福翁自伝 (岩波文庫) オススメ度:5

やっと読みました諭吉先生の本 やっぱぶっとんでるは

 

リクルート 挑戦する遺伝子 オススメ度:3

 まあこれはよむでしょw

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション オススメ度:5

漫画と解説でポンポン読んでいけるね!

 

7日間でマスターする配色基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES) オススメ度:5

 これはまじおすすめ!配色の入り口

 

終わった講座

Courseraの

Responsive Website Basics: Code with HTML, CSS, and JavaScript

まあちょっとBootstrapとJS学べたからよかったけど、今はウェブデザイン(フロントプログラミング)の前にグラフィックデザインかなって思ってる

 

Fundamentals of Graphic Design

やっぱグラフィックデザインおもろいはw

特にCompositionがはじめて学んだ内容だったので、やらなきゃって思った

 

 

Gacco

デザインへのまなざし - 豊かに生きるための思考術

デザイン思考的な 思ったより面白かったです

 

読んでいる本

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

You Can Draw in 30 Days: The Fun, Easy Way to Learn to Draw in One Month or Less

トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル

入門 ウェブ分析論 ―― アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識 増補改訂版

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

究極の鍛錬

項目反応理論[入門編](第2版) (統計ライブラリー)

 

半分くらいは読み終わりそうー

 

今後やる講座

Introduction to Typography

Cal artsのシリーズ講座の一つ

気軽に見れるんで、帰宅時の電車の中とか、週末やるかなぁ

Intro to computer science

やっぱりしっかりPythonの基礎固めしないとだめだなということに気づいたので笑

全部で72時間くらいは費やす必要があるらしい

一か月なら=週18時間 平日一日30分、週末一日8時間

二か月なら=週9時間 平日30分、週末一日3時間 または週末4.5時間ずつ

現実的に二か月プランだろうな

 

 振り返り(KPT

K:

  • 決まった時間にまとまった勉強時間を確保すること 習慣化できるし、苦にならない
  • 思ったよりもちゃんとオンラインコースを終えられたこと 特にスマホにダウンロードしといて移動中に見るのが非常に良い
  • 旅行中も欠かさず勉強できたこと
  • 一つの本を読んだ後、さらに深堀するために次の本にスムーズに移行したこと

P:

  • 計画に対して完全には従えなかった なぜなら計画がちょっと無謀だったところがある やりたいなぁ的なのを羅列してしまったためでしょう笑(あるあるw)
  • モチベーションがわかない講座などを挫折しがち

 

T:

  • 計画は目標設定として、「このような技能をここまでに身に着ける」みたいにしたほうがよさそう
  • ある程度本をリストアップしても良いが、ある本を読んだら、さらにこちらの本を読んだほうがよさそう と数珠つなぎになることも多いので、ざっくり大枠のラインとこれだけは読みたい本 くらいにしぼったほうが良いかも
  • モチベがわかないものは強制的にここで読む!とかやりきる!と決めたほうがよい

 

 

直近目標設定

1年後 25歳:

スキル面

第一優先事項(70%):

目標 ビジネスマンとしての基礎力づくり&ウェブマーケとしての下地を作ること

KPI ウェブマーケに関する本を50冊読む 一週間に一冊

 

第二優先事項(20%):

目標 データ解析や統計 Pythonを扱えるようになり、それに伴う統計的テクニックを使えるようになる

KPI Pythonを使ったDeep learningまたはData analysisナノディグリーへ(Udacityのコース終了レベルまたは)

平日もやる

 

第三優先事項(10%):

目標 グラフィックデザインや、芸術的なこと

KPI Cal artsのシリーズ終了、色彩検定2級または1級取得 できればウェブデザインのほうも(?)

週末のみまたは帰宅時学習

 

プロジェクト

ウェルテル君とのプロジェクトをユーザー獲得をおこなって、持続させていけること

⇒Not sure yet

 

三か月後:

PythonのIntro to computer scienceの終了

Cal artsシリーズ終了

 

一か月後:

  • ウェブマーケの先輩と考えていったほうが効率よいだろうね
  • Computer science半分終了
  • Intro to Typography終了

ウェルテル君と方針決め

 

完全に自己満なブログやなw でも記録づけと振り返り大事やなぁ

僕の考えるUXデザインのあるべき姿&UXデザイン入門書評

 先日こちらのUXデザイン入門を某マーケターに勧められたので読んでみた。

UXデザイン入門

UXデザイン入門

 

結論としてはおすすめ度は4くらい(5段階中)

初心者向き の本。だけど、これ一冊では概要はわかるけどね・・・ってなるところもありそう笑

 

何度も言っているが、神だと崇めている樽本さんによる

 ユーザビリティエンジニアリングを基本的に聖典としているため、それとの比較にどうしてもなってしまうが、以下記録していく

 

UXデザイン入門概要

ざっくりと、広くUXデザインのやり方を時系列順に紹介、解説している書籍。ただし、当たり前だがUXデザインは奥深いので、これを読んだだけでは、どのようにやっていくかまで深くは理解できないだろう。

目次としてはUXデザインをする順番になぞり

  1. UXデザイン概要(全体の俯瞰 序章)
  2. デザイン調査
  3. ユーザーモデリング
  4. ストーリーボード
  5. スケッチとプロトタイピング
  6. ユーザビリティテスト

となっている。

このなかでも特にストーリーボードとスケッチ はあまり樽本さんの本には書いてなかったので面白かった。

 

デザイン調査はエスノグラフィ調査(インタビューや実際にユーザーの現場に入って調査していく手法)を基にしたもので、その後のユーザーモデリングでペルソナを決めていく。ペルソナは基本KJ法で。

その後、ペルソナの行動をストーリーボードという形で視覚化し、それをもとにソリューションをスケッチとプロトタイピングで行う。

スケッチとプロトタイピングの違いは、スケッチがアイディアを拡散していくために使うのに対して、プロトタイピングは収束させていくのに使うということ。

そして、より大まかなUXが検証できたあとに、細かな調整をするためにユーザビリティテスト

という流れです。

 

ストーリーボードとは

ストーリーボードは1ドルプロトタイピングとかでつかった、4~6コマ漫画でのユーザーの行動に似ている。これをもう少し、実際の画面でどのようにユーザーが感じるかを具体的に書いていく感じ。

 

↓この図は1ドルプロトタイピングの手法

http://image.slidesharecdn.com/onedollarprototypeagilecamp-151002212305-lva1-app6892/95/agilecamp-silicon-valley-2015-one-dollar-prototype-29-638.jpg?cb=1443821245

http://image.slidesharecdn.com/onedollarprototypeagilecamp-151002212305-lva1-app6892/95/agilecamp-silicon-valley-2015-one-dollar-prototype-29-638.jpg?cb=1443821245

 

例えば、ECサイトでものを探すときは、

物を探そうとサイトに来る⇒検索する⇒見つける⇒クリックする」

というようなフローをとると思うが、これを書いていったのが、ストーリーボードである

 

個人的に良いと思うUXデザインのフロー

正直、個人的にはこのストーリーボードはスケッチとプロトタイプの間にくるべきだと思う。

なぜなら、スケッチが

「まだわからないソリューションに対するアイディアを探る段階」

であるはずで、つまりアイディアの発散フェーズであるはずなのに、このストーリーボードではすでにECサイトでこのような機能があって。という前提を置いて作ってしまっている。

これはまだソリューションが決まっていなのにできるはずはなく、不可解である。

 

ゆえに、僕は以下の手順を推奨する。

 

  1. デザイン調査
  2. ユーザーモデリング
  3. ブレスト&スケッチ
  4. ストーリーボード作成
  5. (ユーザーインタビュー:ミニ仮説検証)
  6. プロトタイピング(ローファイ)
  7. ユーザーインタビュー(UX検証)
  8. プロトタイピング(ハイファイ)
  9. ユーザーインタビュー(UX検証)
  10. ユーザビリティテスト

または

  1. デザイン調査
  2. ユーザーモデリング
  3. ブレスト&スケッチ
  4. ストーリーボード作成
  5. プロトタイピング(ハイファイ)
  6. ユーザーインタビュー:仮説検証
  7. ユーザビリティテスト

※ただし、3,4,5,6は何度も繰り返されることがある

 

上で5を括弧書きにしたのは、以前このような超ローファイ(おもちゃに見えるようなもの)でユーザーインタビューをしたときに、あまり良いフィードバックが得られなかったからである。

例えば、4~6コマの漫画のようなものを見せられても、ユーザーとしては

「うーん なんかいい気がする」くらいしか言えない。

またローファイだけでもユーザビリティテストは可能であり、特に致命的欠陥レベルの大きなユーザビリティの欠如に対してはなるべく早めに知るために、ローファイでできたほうがいいかもしれない。

 

また3のブレスト&スケッチはIDEO

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

で行われていた手法である。

 

ローファイVSハイファイ

の論争は多く上がられているが、最近の傾向としてはハイファイをいきなりやっちゃってもいいんじゃないというのが主流みたい。

というのも以前よりも、ハイファイを作るのにコストと時間がかからなくなってきていて、Cacooだったり、ほかにも様々な良いプロトタイプ用のソフトが世の中にあるからである。とInspired: 顧客の心を捉える製品の創り方の中でも述べられている。

 

そして、実体験としても、身近にインタビュー対象者がいる場合で、一日に何人にも会えるという状態でない限り、ハイファイのほうが良いという風に思う。

 

なぜなら、ハイファイを作るための時間よりも、人をリクルーティングする時間のほうが圧倒的に長いので、どうせつくるなら持ち運びも容易で、フィードバックも多くなるハイファイのほうが良い学びが得られるからである。

 

結論

UXデザインの本を読んだだけでは大抵わからない。

ワークショップでもいいからとにかくやってみること。

できるなら自分のプロダクトでやってみること。

 

やってみるとUX的手法の難しさをより感じるはず。例えばインタビュー手法一つとってもすごい難しいし深い。

そして、インタビュー対象者を連れてくるのがすごい大変!というUXデザイン以前の問題に突き当たることもしばしばある笑

 

僕はなんだかんだ3か月から半年間くらいは、ユーザー中心主義のアプローチのUXデザインを素人なりにいろいろやってみて多くを学んだ。

 

そして今は逆にスティーブジョブズ的アプローチ(デザイン主導主義)もやってみて、あ~やっぱりユーザー中心主義って大事だなって思っている笑

両方の側面を知っていることはいいことだね!

 

いろいろ試してみよう!Let's do it! Why not?主義

 

理系学生がカリフォルニア芸大の授業をとってみたら驚いた話

グラフィックデザインの基礎 by カリフォルニア芸術大学

オンライン大学のプラットフォームの一つであるCourseraで「Fundamental of Graphic Design」という授業があったのでとってみた。

www.coursera.org

そもそも

カリフォルニア芸術大学とは

アメリカ国内における芸術系の大学としての評価と信頼は高い。2014年にはニューヨークに拠点を置くアートギャラリーのArtspaceが「米英圏で最も影響力のあるMFAプログラム」をもつ大学のトップ10に選んだ。2011年のNewsweek/Daily Beast誌は芸術に関係する米国の大学として1位にランクづけしており、U.S. News & World Reportが2008年に行った調査ではFine Arts系大学で全米トップ10内に入っている

Wikipediaより

 

なかなかイケてる芸術の大学みたいです。

 

 

デザインの基礎テクニック、どのように表現するべきか

ざっくり二つにわけると「Denotative」か「Connotative」に分かれるらしい。

他にも細かいテクニックはいろいろあったが割愛。

 

Denotative imageは明示的なイメージ

例えば、ハサミならハサミをそのまま描くようなイメージ

りんごならりんごを描く

 

Connotative imageは暗示的なイメージ

例えば、以下の図

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りんごと横たわった人の手

 

これは何を表しているかというと、白雪姫がりんごを食べて倒れたシーンを暗示的に表している。これがConnotativeな表現

りんごは他にもニュートン万有引力の発見だったり、アダムとイブとりんごの木だったり、いろいろな場面で登場する。

それぞれの状況に合わせて暗示的に示したり、「善と悪」という状態を示すだったり、いろいろなやり方がある。

 

なるほどじゃあ良くある、美術館の謎の作品はConnotative imageなのね。って思いました。

 

 

驚きのデモ動画と宿題

じゃあ、実際にどういう作品を作っていこうか?

という話で、実際にデモ動画が公開されていた。

もしあなたが、りんごを表現しよう!というときにどう表現しますか?

普通はただペンで書きますよね?

少なくとも僕はそうでした。

 

芸大は違います。

 

 

こうやって、りんご縦に切って。その断面に、絵の具を塗って。

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ハンコみたいに押す。

するとこうなる。

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 確かにりんごだ。笑

なんかアートや!笑

 

ただ、この動画は第三者目線というか外から見ると、

「ただ遊んでいるようにしか見えねぇw」

って思いました笑

 

でも理系の実験とかもぶっちゃけ茶番がおおいし、それに似ているかも。

または、プログラミングにおけるチュートリアル的なイメージ。

ただ、やはり授業で「真剣に」こういうことをやる

というのはなんかカルチャーギャップでした。

 

 

宿題はこれでした。

Choose a household object. Choose something that comes in different varieties, something that isn’t too visually complicated, or too simple, and something that is easily recognizable.
 
Make 10 images of your object. Make each image with different techniques, and in a different way. Make them all approximately the same size, 5 x 5 inches, each in the middle of an 8.5 x 11” or A4 (vertical) sheet of paper. If you make your images by hand, please scan them at 300ppi at 100% of size.

ざっくりいうと

「家の中にあるものを選んで、違った方法で10個イメージを作れ。それを提出しろ」

という宿題。

例えば、ペンで書くのと、色を使うのと、写真は違うテクニックですよ。

ってこと。

さっきまで、これ遊びかよ笑 とか思ってましたが、

10個違うやり方で描くってなかなか難しくて、表現の幅を広げるためのウォームアップというか、既存の凝り固まった考えを変えるためにはすごいいい方法だな とやってみて思いました。

 

僕はちなみにこんなのやってみました。

テーマは「時計」

 

もちろんペンで書いたりしたのもあるけど、

 

鏡に息をかけて指で描く

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みかんの皮で表現する。

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くっそしょぼいですが、「良い悪いとかない」みたいに宿題にも書いてあったので、そういうもんだと思っています。

 

 

芸大の授業をとってみて思ったこと

 

理系の人って

「何かを理論的に順序立てて、考えに考えて何かを作っていく」

というアプローチで、一つのことに専門的に特化していくのが基本なんですよね。

それに対してこの芸大の授業は、もちろん特化しているし、考えに考える必要があるのですが、なんというか

「もっと柔軟に考えていこうよ。もっと他の方法あるよね。正解不正解とか基本ないから」

みたいなより柔軟な考えです。

 

IDEOのデザインシンキングとかにつながるのかもしれないけど、

よりクリエイティブなものを作るときは、凝り固まった専門家よりも、なんでもありの柔軟性があったほうがいい

というのをこの講義をとって少し肌で感じとれました。

 

これ以降の講義も楽しみですな!!

 

 

理系学生がガチで一か月デザインを学んでみようと思う

デザインを学び始めたきっかけ

よくあることですが

Ruby on railsでサイトを作ったが、デザインのセンスがなくて萎えた」

ということ。

現時点では、他のキレイなサイトのデザインをもろパクリしているわけですが、ムカつくので勉強しようという流れです。

あと、もともと美術結構好きなので、いい機会だし学ぼうかなと。

 

すでに勉強を始めていて

  • すでに学び終わったもの
  • すでに勉強を始めているもの
  • 今後取り組もうと思っているもの

の三つがあります。

2月初めに始めたので、3月まで一か月はデザインに時間を費やそうと思ってます。

 

すでに学び終わったもの

 すでに読みおわった本三冊、講義が一つ

 

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

 

誰もが、はじめに読むべき本

 まさに初めての方へ!という感じで、デザインの4大原則をもとに、良いデザイン、悪いデザインをわかりやすく解説しています。

これだけでも、プレゼンの資料作りのレベルが上がりました。

そして、タイポグラフィの基礎も少し知れるのでお勧めです。

但し、アルファベットの書体のタイポグラフィが中心なので、日本語書体はまた自分で学ばなきゃって感じですね。

 

 

 デザインの教室の講師をしている美大生に勧められて読んだ本

ノンデザイナーズブックが、理論的な本だとすればこれはより実践的。

どのような手順や思考過程でデザイナーがデザインを考えていくのかがよくわかります。非常に素晴らしい。

 

 

 こちらも同様に勧められた本

ノンデザイナーズブックの拡張版というイメージで、より幅広く、網羅的にデザイン全般を知れる。

但し、非常に幅広いので、一回読んだだけではなかなか身につかない というか腹落ちしなそうなので、何度も読み返したほうがよさそう。

ノンデザイナーズブックの次に読む本としては最高だと思う。

 

 

これらの三つの本はデザインの講師をする友人などにお勧めを聞いた上での本なので、流石!というばかりの非常に良い本達でした。

 

デザインセンスを高める!色彩理論講座

gooschool.jp

こちらは以前講座をとったことのある、NPO法人クリエイター育成協会による講座。

普通こういう講座はめちゃめちゃぼったくって、値段が高いのだが(○○万円とかするのがざら)

こちらはなんと3000円!

 なので、余裕で行きました。

行ってみたらしかもマンツーマンという結果で、聞きまくれるという神状態でした。

 

色彩って非常に重要なんですが、なかなか学びづらいのですが、ここではPCCS理論

f:id:kenjioda:20160210150734p:plain

出典:http://www.geocities.jp/net_t3/color/what02_5.html

 

の偉大さを学べました。詳細はここでは割愛。いつか時間あればする。

 

 

すでに勉強を始めているもの

本がいくつかと、オンラインのコースを二つとっています。

 

ロンドン大学の「Create a Web Experience」講座

最近CourseraがSpecializationという、一連の分野のオンラインコース群を提供しています。

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一コースあたり79ドル払えば、正式に単位として認められます。

ただ、例えばこのCreate a Web ExperienceというSpecializationは全部で6コースあり、426ドルと高いので、僕は単位とかいいからタダで学ぶっしょ。というノリで授業をとっています。

しかもMeter.jsとかMongo DBとか扱ってる。これで大学の授業。日本のプログラミング教育との格差に愕然としている。まじ日本頑張れよ。ってか世界にまじで置いて行かれる気しかしない。

 

僕はその中の初めのコース

Responsive Website Basics: Code with HTML, CSS, and JavaScript

https://www.coursera.org/learn/website-coding/

という講座を始めました。要するに、HTML/CSSJavaScript

ほとんど知っている内容が多いな と思いながらやっている感じですが、案外Bootstrapを使ったコーディングとかを学べる本や講座は日本にはないのでありがたい。

Bootstrapやヴぇー

と思っています。

 

 

カリフォルニア芸術大学の「Make Compelling Design」講座

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同様にSpecializationの一つ。

その中で、現在は一つ目の

Fundamentals of graphic design

https://www.coursera.org/learn/fundamentals-of-graphic-design/

をとっております。

こちらは、なかなか目から鱗!というか少なくとも理系学生はこんな講義を芸術の大学はやっているのか!

とびっくりする内容だったので、また違うときに詳細を書こうと思います。

 

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング(CDROM付)

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング(CDROM付)

 

 これはIllustratorを使っていろいろやってみようよ!というノリの本。

なかなか身に付きそう。

 

 

今後取り組もうと思っているもの

 今後は上記のオンラインコースに加え、以下の本をやってみようかと。

 

You Can Draw in 30 Days: The Fun, Easy Way to Learn to Draw in One Month or Less

You Can Draw in 30 Days: The Fun, Easy Way to Learn to Draw in One Month or Less

 

 30日で絵が描けるようになるぜ!

っていう本。劇的Before⇒Afterができることを期待。

 

デザインセンスを高める!デッサン表現技法講座

gooschool.jp

同様にクリエイター育成協会の講座

楽しみ!

 

 

タイポグラフィの基本ルール -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-[デザインラボ]

タイポグラフィの基本ルール -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-[デザインラボ]

 

 ノンデザイナーズブックは和文のフォントが少なかったので、こちらで補完。

 

 

7日間でマスターする配色基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)

7日間でマスターする配色基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)

 

 中身見た感じすごいよさそう!簡単に気軽に読めそう!

 

 

ちゃんと知りたい配色の手法 (MdN DESIGN BASICS)

ちゃんと知りたい配色の手法 (MdN DESIGN BASICS)

 

 こちらは少し理論系

 

UXデザイン入門

UXデザイン入門

 

 これはグラフィックデザインでないけど、知り合いに勧められた、中身みた感じすごいよさそう。

ユーザビリティエンジニアリング(第2版)―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―

に勝てるかどうかは知らんけど。

 

あとは

 

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

 

 言わずと知れたUXデザインの名著。

なかなか分厚くてとっつきづらいからこそ、春休みを使って頑張ろうかと。

 

 

一か月後の目標

  1.  良いデザインと悪いデザインを見極められるようになること。そして、どこを修正したらいいかを指摘できるようになること(これはすでにできるようになり始めている)つまり、1から10の部分
  2. サイトのデザインや、ポスターの作成を一から作るなど、よりデザインの全体的な能力が必要になりそうなスキルを身に着けれること。1との違いは0から1が含まれているか含まれていないか。

ここまでを一か月後にはある程度自身をもってできる!と言えるようになりたい。

 

また6月26日に色彩検定があるらしいので、そこでどうせなら二級とろっかな的な。

もう、公式テキストと問題集一冊買っちゃったし。

逆にそのくらいの時期にデザイン学んでいる余裕ない気しかしないんだがな。笑

 

最終的には

ランサーズで仕事を請け負えるくらいのレベルを習得。これは正直厳しいかもしれない。けど、友人のウェブサイトの設計の手伝いとか、ロゴやポスター制作などならできたりするといいな。と思っている。

 

 

とりあえず暇すぎて、デザインをガチで学ぼうとしている理系学生の日記でありました。

やべーRails学んでる時間あるかなぁ(あと気力な)

 

今年読んでいこうと思っている本リスト

今年はどのような本を読んでいこうかと考えたときに、どのような能力を身に着けたいか、そのためにどのようなインプットが必要になりそうかという点があげられる。

 

今年は「ビジネスマンとしての基礎、IT業界での基礎」を固めるべき年になるであろう。そのためには、

  1. 局所最適解におちいらないために、全体を俯瞰できるような視点を身に着ける広く浅くな知識を重点的に3~4カ月
  2. 一段だけ深堀りした知識を、同様に3~4カ月
  3. その中から、もっと深堀していきたいな。自分の専門性はここら辺になりそうだなというのを3~4カ月

という流れにしようと思う。

一カ月最低4冊。つまり、一つの単位で12冊~16冊程度を目安にする。

基本的に並列読みをするにしても、3~4冊まで!

理由はそうしないと、毎日継続して読む ということができないので、分散学習をするのに、学習コストがかさんでしまうため。

基本、「移動時(行き、帰りとわけるのもあり)、お風呂入っているとき、寝る前」は固定されているので、そこで一冊ずつ違うもの+その他の時間という流れかな と

 

まずは今後3カ月で読んでみたい本リスト

1~3月中に読む本をリストアップしてみる。たぶんこの間は結構読めると思うので、24冊、月8冊、週二冊くらいを目標にしたいな。卒論あるけど笑

昨年と同様に「ビジネス、IT、幅を広げる系」の三つになるが、この3カ月は働き始める手前の時期ということもあり、幅を広げる系で時間がないと読めないもの。なども入れていこうと思っている。あと、実務的なところは4月から読んだほうが良いと思うので、今はビジネスも概念的なところを読んでいこうかなと。

ただ、本って一つ一つの重さが全然違うのがなんともいえないとこだよね。

すでに読んでしまったのは後で列挙する。

 

ビジネス

  1. なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? _21世紀のつながり資本論:お世話になっている賢太郎さんの本 この人は自由な人です笑

  2. Personal MBA ― 学び続けるプロフェッショナルの必携書

  3. ソフトバンクで孫社長に学んだ 夢を「10倍速」で実現する方法 :Kindelで買っちゃったから、移動中だね

  4. 成功のコンセプト (幻冬舎文庫) 三木谷さんの本

  5. ジェフ・ベゾス 果てなき野望 日本のトップの後には世界のトップでしょ
  6. 孫子の兵法 (知的生きかた文庫)
  7. ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 シリーズ全部読みたいな
  8. 私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ (講談社+α文庫)

  9. 世界は僕らの挑戦を待っている (角川フォレスタ)

 

IT

  1. Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方:プロダクトマネージャーのバイブル 最も有名な本の一つ 読み始めているが、あー確かに って感じるところが多い

  2. 「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか :すでに読み始めているけど面白い!

  3. リクルート 挑戦する遺伝子

  4. ITロードマップ2015年版: 情報通信技術は5年後こう変わる!

 

幅を広げる系

時間あれば、村上春樹さんの1Q84とかも読みたいかなぁ的な

  1. 夜と霧 新版

  2. デイヴィッド・コパフィールド 全5冊 (岩波文庫) これだけど5冊になっちゃうけど笑

  3. 罪と罰 <上・下> 全2巻セット (新潮文庫) ドストエフスキー!兄のおすすめ

  4. 心にナイフをしのばせて (文春文庫) :弁護士を目指す友達おススメだけど怖そう、、

  5. 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  6. 7つの習慣-成功には原則があった!

 

すでに読んだもの(書評)

  1. シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 おすすめ度:1 むりっしょこの方法は

  2. 純粋理性批判 (まんがで読破) おすすめ度4:非常に難解と言われているカントがこんなに簡単によめるとは!最高だよね!その割にレベルは損なわれていないとの書評が多いのでおすすめです

  3. ベイジアンネットワーク おすすめ度4:まあ普通の人は読む必要性は一ミリもない。けどBNをきちんと学ぶならこれは最強です。

  4. HTML5&CSS3デザインブック (ステップバイステップ形式でマスターできる) おすすめ度4:良いです!フロント側の本だけど

 

読んだら、一カ月ごとくらいに書評していければと。

また、3~4カ月または一年プランは書いていこうかなと思っております。

報告そして今年の振り返り:反省&学び

今年はなんというかブレブレな年でした。

今後どのようにこの年をふりかえるのだろうか、とおもいます。

 

結論としては某IT企業に就職予定です。卒業できればですが。笑

その経緯をツラツラと書きます。

 

役1年半前に日本に帰ってきて、そこからおりゃあ!みたいなノリで

素晴らしい能力を持った仲間であり友人でもある デザイナーとエンジニアと組んでいろいろやってきたわけであります。

 

ビジコンの参加とビジョンの振り返り:1月〜2月

確か慶応のビジネスコンテストにとりあえず参加して、音楽サービスを作っていました。

だけど、「なんでこれ俺ら作っているんだっけ?これやりたいことだっけ?」

といういわゆるビジョンとモチベーションの壁を大きく感じてピボット。

 

焦りながらのプロダクト開発:2月〜4月

やっぱり「どのようなことを実現したいか?」という点が一番大事だよね。という話で

教育系やろうよという話で。

で、いろいろ作りました。詳細は割愛。

そんでいわゆるシード向けVCとかに話に行ったりしてフィードバックもらったりして、みたいな感じで。

そうこうするうちにデザイナーの友人は、4月くらいに物なければやりたくないよ。という話で悩んでいて、5月ころにじゃあ一旦離れようかという話に。

この時KBBっていう学生が投資家の人といろいろ学ぶ みたいなプログラムに参加していたこともあって&もう就活の時期 っていうのもあっていろいろ焦っていた。

そして、非常に自己中心的な考えが強かったなと。

これはひとえに自分の人間としての器の小ささだなと。おもいます。

 

いわゆる「起業を目指す学生」というのは鼻息が荒く、ガツガツしているのがかっこいいという風潮があるようで、僕自身もそうであったなと。

努力が全て解決するんじゃい!的なそういう精神論があり、戦略的に論理的に考えてどうなんだろう?というビジネスライクな視点が抜け落ちているのが悪い意味での「起業を目指す学生」かなと。

もちろん勢いが大事だよという点は多くあると思うけど、ポールグレアムが言っていたように、「精神的に若すぎる」という状態だったなと。

 

メンバーの解散、インキュベーターとの対話:5〜6月

そうして、僕がデザイナーの意見を自分の傲慢さ故にきちんと耳を傾けていなかったのもあり、解散に。今思うと、彼が僕らと違う立場で言っていた意見は非常に的を得ていて、一番合っていたと思う。

でもどちらかというとただ単に口が上手い僕らは口で彼を負かして、否定していた彼の直感的な意見をしっかりと読み取れていなかったなと。

これは非常に大きな後悔。そして今後は、その部分を意識してコミュニケーションをとっていきたい。

 

この間にも一つプロダクトを作っていて、日本で一番有名なインキュベーターの一次面接みたいなのは通っていた。でも、なんかイケてないよねという話になって、受け入れてもらえず。

そうこうするうちに、自分の来年のプランはどうしようかという話が現実的になり始めました。

 

ブレブレのさまよい:7〜9月

ここは本当にブレブレ。

研究テーマも、今後の進路も決まらず、とりあえず全部やるっしょというふうに。

 

就活も初めはまったくやるつもりはなかったのですが、メンターから一個はもらえ!ということを約束していたので、やりました。

早めに某ベンチャーからの内定をもらいました。ここなら行きたいなと思うところ。そもそもそう思うところあまりないけども。そこは行きたいと思うところでした。

 

そして大学院。

大学院ももともとはSFCを目指していたが、大学院合宿と輪講に参加してからなんか違うなぁと感じて、急遽理系大学院を目指すことに。

一ヶ月くらいしか猶予なかったが、有名だからという理由で、東大と東工大の受験の準備。そして、途中で東工大は絶対受からないと確信して、東大にだけフォーカスする。

そして結局東大も落ちます。ダサすぎ。

しかも海外大学院も考えていたので、教授に推薦状まで書いてもらう。

それも結局出すことはやめました。

 

その過程で、研究の中間発表の準備および就活もなんだかんだ大企業を3つ受ける。

二つは外資、一つは国内。結局まじめに受けたのは一つだけだが、はじめの二つをテキトーに受けたことで父からガチギレされる。

父はまあ、結構すごい人なので、尊敬もしていてなかなか怒る事はない。

怒られた理由は、

「どんな事でも、一旦はじめたことは本気でやりきれ。それができないようなら、ビジネスでもどんな世界でも成功する事はない」

ということ。

これは反省した。

そして、国内大手一社。これは唯一国内大手で行きたかった会社。

ここだけは本当にしっかり準備した。父に怒られていなかったらここも生半可で受けていたかもしれない。

結局そこは内定をもらえることに。

 

今後の進路を決める:10月〜12月

この辺りから某ベンチャーで週3で約フルタイムで働く。

すっごーい後輩がバリバリ働いていて、バリバリ稼いで自立しているのを見てビビる。

 

そして上記の内定先の人たちに会うが、みなスペックがやばすぎてビビる。

自営業で年収すでに600〜1000万円以上ある人とかは何人かいるし、すごい人は売上1億そのうち、利益がほぼ100%というような人もいる。ほとんどすべての人が自分のビジネスを持っているという世界。

ビジネスの分野でなくても、物理の世界で一番有名な研究所である素粒子を研究している、ヒッグス粒子とかを発見したCERNで働いていた人とか。

もはや自分がなぜ内定をもらったのも謎だが、本当にすごい人がたくさんいるなと。

 

そして自分が本当にちっぽけに、本当に無力に、恥ずかしくなった。

まず自分を養えるようになってから何かを語れと。

 

この時期に孫泰蔵さんにお会いしたのも大きかった。

日本で一番のシリアルアントレプレナー(連続起業家)で、孫正義さんの弟。

Yahoo!Japanの創業や、その他30社以上の会社立ち上げもしている。

まず感じたこととしては、考えているスケールが違うということ。

これは学生だからに起因するのか、器の問題なのかはわからないけれども、今まで考えていたことは本当にちっぽけでしょぼいことだなと。

 

この時期に限らず幅広い分野や年齢層の起業家や、面白い人たちに会う機会がありましたが、今時分が起業に専念するのはいい選択ではないなと思いました。

 

理由は

  • 今はじめても、ちっぽけなスケールのことしかできなさそう。ラーメン代稼ぎのために受託に落ち着くなど。実際僕の周りの学生の友人はほぼ100%そうなっている
  • 何よりも、ビジネスのスキルがなさすぎるし、より広い社会構造を知るべきだと思った
  • 人生の目標を達成するためにの手段の一つである起業が目的化されてしまっていた節があるので、もっと大人の視点で長いスパンで目標達成をするべきだと感じた

からです。

 

起業した友人も何人かいますが、彼らからすれば、何言い訳ばっかしているんだ。

と思うと思います。

でも、孫泰蔵さんの言葉を借りれば、

「一時中断しているだけ」

ということです。

僕は、必ず実力をつけて、自信をもって、Think Bigなスケールの大きいことをやっていこうと。

そのために修行しようと思っている所存です。

スタンフォードの友人に次会うときに、お前すげーな 一緒にスケールでかいことやろうぜ。

と思われるように。

世界を目指していけるように。

そのためのブログですし。笑

 

まあ他にも無限に反省する点あるんですが(インターン時の経験なり、普段の行動なり)きりがないのでこの辺で。

来年の計画はまた来年で。

うっっっし!